試験概要

中小企業診断士資格の試験概要を解説します。
まずは試験概要を理解しましょう。

中小企業診断士試験・試験概要

中小企業診断士資格の基本的な試験概要です。

受験資格	一次試験については年齢、性別、学歴等に受験資格の制限はありません。
受験機会	１年に１回　（一次試験は8月上旬）
試験会場	札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の 7地区(詳しい開催会場）
受験料	一次　14,400円　二次　17,900円（いずれも税込）

試験科目	1.経済学・経済政策、2.財務・会計、3.企業経営理論、4.運営管理（オペレーション・マネジメント）、5.経営法務、6.経営情報システム、7.中小企業経営・中小企業政策
	一次試験の概要

合格基準	（１）１次試験の合格基準は、総点数の60％以上で、かつ１科目でも満点の40％未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率です。（２）科目合格基準は、満点の60％を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率です。 ※３年間に７科目全てに合格すれば、２次（筆記式）試験の受験権利が得られます。なお、合格基準に関する詳細は中小企業診断士協会のホームページを参照ください。

内容	中小企業の診断および助言に関する実務の事例問題（全４事例）
	二次試験（筆記）の概要

合格有効期間	２次試験(筆記試験)の受験資格有効期間は、合格年度を含み２年間です。

内容	診断・助言に関する面接試験
	二次試験（口述）の概要

実施内容	実際の企業に対して、指導員の指示のもと経営診断・助言を行う
実務補習とは

必要書類を経済産業大臣に提出します。登録の通知を受け、
晴れて中小企業診断士として活動ができます。

５年ごとに登録の更新を行わなければなりません。
登録を更新するためには、有効期間内に（１）「新たな知識の補充」、
（２）「実務能力の維持」の両方の要件を満たす必要があります。